How to use X/Y/Z plot
Know how to use the X/Y/Z plot and take advantage of its convenience.
効率よく画像を生成するためにはX/Y/Z plotの使い方を知る必要があるにゃ。
今回は軽くXYZの使い方を紹介するにゃ~。
今度は吾輩ことPixel Paws(ピクセル・ポーズ)をモデルにしてほしいにゃ。
かわいく描いてほしいのにゃ~。
了解にゃ~。
X/Y/Z plot機能は、最大3つの変数(x, y, z)を使って、異なる条件で同時に画像生成を行い、その結果を表にまとめてくれる便利機能なのにゃ。
この機能を使うことで、パラメータ研究がより簡単になるにゃ。
How-To Guides
Step 1: X/Y/Zの設定
ScriptからX/Y/Z plotを選択します。
押さえておく部分は3種類の項目を3次元で並べて見比べることが出来るということだけです。
表示する際のグリッド設定などはデフォルトのままにして後回しにしましょう。
今回は吾輩、Pixel Paws(ピクセル・ポーズ)をイメージした画像を作ってみるにゃ。
プロンプト1girl,open mouth, cute black talking cat illustration, personification, Create a picture that incorporates the footprint motif but also includes elements related to graphics and image processing.,
用意しているPixel Pawsのイメージ画像を利用して設定方法とその結果を表示します。
まずはよく使いそうな物を3つ選んで3次元でどう表示されるのかを見てみます。
と、そのまえにvaluesの設定でよく使うパターンを4つ解説します。
1.カンマ区切りでの設定
- 固定値を設定することができます。例)25,35,50
2.ハイフンの設定
- 範囲指定で設定することができます。例)28-31
3.一定間隔での設定
- 範囲指定に()を付けることで間隔を開けて設定できます。例)1-10(+3) → 1,4,7,10
4.等間隔での設定
- 範囲指定に[]を付けることで等間隔で設定できます。例)60-70[4]→ 60,63,66,70
ではX,Y,Zに設定した場合にどうなるか見てみましょう。
Sampling steps:30 CFG Scale:7, Clip skipで作成した画像を使って生成してみます。
選択した画像の設定値に近い数値を比べることで良いものを選定します。
ベースとした画像の近隣値を見比べることができるようになりました。
ド真ん中の画像がベースとした画像ですがこうしてみるとClip skipが変わると絵柄そのものが違うものになってしまうのが解ります。
またCFG Scaleも6になると猫中心の絵に、8になると立ちポーズで猫又みたいにしっぽが2本になったのが解ります。
となると同じ構図で破綻が少ないものを探すにはStepsの調整で選ぶのが良いことが解ります。
最終的にSteps:30の画像をベースにSteps:32の左手とSteps:31のサンダルが良かったので画像編集ソフトで結合してアップスケールしました。
かわいく出来たのにゃ~